いらっしゃいませ
保育士ゆみかです。
年度末ですね。いろいろなもののしめくくりが増えてきます。
今週は避難訓練の修了式をしました。
(こちらののんきな写真は、訓練とはなんら関係はございません(笑))
今年度も「地震」「火災」「津波」「不審者」「引き渡し訓練」など、さまざまな視点・規模を想定した避難訓練を月に一回おこないました
子どもたちは、紙芝居でお話を聞いたり、園庭や山の上などへ避難したりする訓練をつみかさねてきました。
地震や火災などの怖さが分かり、保育者の声かけに応じて自分で自分の身を守るための行動がとれるようになる。これが1年間の訓練の成果です。
0歳から3歳前後の幼い子どもたちでも、訓練を積み重ねることにより力が身に付きます
ひとみ先生が一年間の訓練をふりかえったお話をすると、
「机にかくれる」
「だんごむしのぽーず」
「(防災)ずきんかぶる」
など、たくさんのキーワードが子どもたちの口から出てきます。
(地震がきたら?!一斉に「ダンゴムシのポーズ」で大切な頭を守っています。)
毎日の、毎月の、毎年の積み重ねは、確実に子どもたちに届いているんですね。
一方で、訓練は職員のためのものでもあります。
今年度は、大きな台風が東北を直撃したり、大きな地震により津波注意報が発令されたあと、津波の高さが増してしまい、注意報が警報に引き上げられたりするなど、この地域では過去にあまり例がないことが起きました
(火事になったら?!タオルで口をおおって避難するよね)
訓練では、子どもたちと自分たちの「命」を守る行動をとることを第一に考え行動します。その上で、保育園としての緊急時における姿勢や考え方などを職員間で議論し、共有します。
この時間の積み重ねが、子どもの命を預かる保育士という仕事の責任感を呼び起こし、いざというときの原動力になります。
一年間の訓練をがんばったので、ひとりひとりに、ご褒美メダルが授与されます。
一年間、いろいろな場面でつみかさねてきたごあいさつやお辞儀も、とても上手にできるようになりました。
「きをつけー、ぴっ」
まっすぐ立ってから、、、
「ありがとうございます」
上手におじぎ。
「そうそう、ひとみくん、キミもおじぎがじょうずになったねぇ」
ってあれ?なんだか先生と子どもの立場、入れ替わってない?!
集合写真も撮りやすくなりました。
年度の初めには自由に動いたり泣いたりしていた子どもたち、いまやすっかり落ち着いて座れるようになりました
こんな些細な場面でも、みんなの成長を感じて、年度末だなぁと感じることが多い、今日この頃です。
今年度も、1年間よくがんばったね!