星天御礼

 

 

地上に出来た”桜の銀河”ww

”観洋桜”と”風”のコラボ作品です。

その観洋の桜もすっかり見ごろを終え、

雨に散った花びらが歩道を飾ったのが この20日のこと。

朝からよく晴れ渡った、翌21日。スターパーティが開かれました。

端から期待薄だったとは言え、僅かながらも期待していた”こと座流星群”。

残念ながら、Bluebirderは発見することができませんでした。

が、スターパーティスタッフの佐藤さんと樋口さんは

2~3個観たそうです。なんと幸運なことでしょう♪

ただ、ご参加いただいたお客様からの歓声は聞かれず、

”願い事”は、お預けとなってしまいました。ごめんなさい。

 

実はこの日、”丸一日晴れ予報”に反して、

夕刻、西から薄雲が広がり、焦りました(^_^;)。

それでも、開始時刻の午後7時ころには、”約束通り”見事な星空に♪

”オリオン座”と”冬の大三角”

”しし座”

 

”北斗七星”と おうし座の主星”アークトゥルス”

火星とふたご座

そして、おうし座アークトゥルス~おとめ座スピカ~しし座デネボラを結ぶ

”春の大三角”などを ご案内。ゆ~っくりと、見上げて頂きました。

EVスコープでは、肉眼ではまず見えない星雲を捉えて お楽しみいただきました。

モニターに映し出された”星雲”は、スマホで撮影して

”お持ち帰り”可能ですから、

想い出に 是非撮影を!と、順番待ちの 長い列♪

望遠鏡で木星や火星の観察も♪

冗句を交えた 愉快な星空案内も相まって

"とにかく楽しかった” "楽しく過ごせました”と

おっしゃって頂けたこの日のスタパ。

久しぶりに ご案内に追われたスタッフ一同でございましたが、

気がつけば150名を超えるお客様からご参加いただくことが出来ました。

誠に、ありがとうございます。

次回のスタパは、

 

 

 

こと座流星群

こと座流星群。

毎年4月14日から30日にかけて活動し、
4月21日から22日にかけてピークを迎えます。

StarWalk 天文ニュースからの引用で、国際流星機構(IMO)によると、
今年は、4月22日13:30 GMTにピークの予想。

ということは、夏時間の時差が8時間ですから、
日本時間では4月22日朝5時半がピークということになります。

21日(月)に開催されるスターパーティは、
ピークの10時間から8時間前。

そもそも、1月のしぶんぎ座流星群、


8月のペルセウス座流星群、


12月のふたご座流星群の3大流星群以外は

多くの出現が期待できない、というのが定説ですから、
やはり、”こと座流星群”の観望は難しそう・・・。

『過去に何度も
1時間に100個以上の突発出現をしたことがある』と聞けば
期待も高まるところですが、なにせ今年は”活動増加”の予測は無いそうな・・・。

ただ、そうした予測が困難な一面も持ち合わせているのが”こと座流星群”。

とにかくは、星のソムリエの星空案内に耳を傾けながら
期待を胸に、夜空を見上げてみましょう。

視界に流れたら、それはもう至って幸運なことです。

ピーク時には、完璧な観測条件下ならば
1時間に約18個の流星を見ることができるという”こと座流星群”。

観洋屋上から観て、
こと座のベガが東の水平線上に登り始めるのは、午後7時45分頃。

この流星のスピードは、秒速49km。
塵の軌跡を残すことが多く、明るい火球を作るなど、
高い割合で明るい星が流れる流星群なので、
見えている間に、願い事をつぶやいてみましょう♪

そもそも「流れ星に願い事」は、古代ヨーロッパの伝承。

流れ星は、神様が地上の様子を確認するため、
天国のドームを開けた時に零れ落ちる”光”なのだとか。

”流れ星”が光っている間は、ドームが開いて神様に声が届くと考えられ、
願い事を唱えるようになったのだといわれています。

それも、実現性を高めるため 3回。

欧米に伝わるおまじないでは 短いフレーズで
「money!money!money!」と声を出して唱えるのが基本なのだとか・・・

あなたは? love! love! love!  ?   それとも peace! peace! pesce!  ?
欲しい車? あるいは、近未来の志望校や就職先? 資格?

ひょっとしたら、想いを寄せる人の名前かも知れませんね・・・。

声に出さなくても、星が流れる間に 3回。

星に願いを♪

 

桜花 ほっこり”灯す”花の色 

観ると 嬉しくなるのは なぜでしょう?

寒い季節が終わり、春を実感するからでしょうか。

ただ、それだけじゃない不思議な魅力を持つのが、バラ科の花、 桜です。

前回のブログでご紹介した早咲きの桜と

ほぼ同じころに咲き始めていたのが、こちら。

赤い色の濃い桜は、当館とは国道45号を挟んで反対側のスロープ脇に。

今はもう、緑色の葉が出始めています。この12日の様子。

色 鮮やか♪


一方、観洋の”看板的存在”が、正面玄関前の大ぶりな桜の樹。

ここに来て、ようやく花を咲かせました。

11日に、南側の枝先に花をつけ始めたと思ったら

気温の上がった12日、一気に花数を増やして5~6分咲きに。

未だ、梢に花芽が多いのは ご覧の通り。

翌13日の様子がこちら ⇑。花曇りの中、けっこう花を増やしました。

が、去年4月13日の様子がこちら⇑!
もう歩道には、少~し花びらが散っていましたから、
やはり、今年は 開花が遅かったのが判ります。

実は、この大きな桜の樹は、ソメイヨシノではないようで、

上の写真右側に並んで咲いているのが、ソメイヨシノ。

こちらは、未だ咲き始めたばかりで、12日の時点で 4~5分咲き。
寒い日が続いて、こちらも開花が遅れていましたが、
追いつけ追い越せとばかりに、桜 さくらの競演です♪


当館の保育施設、マリンパルの玄関脇の桜も咲いて、観洋は桜の包囲網の只中♪

 

不思議ですね、桜が咲くと、心が高揚して それでいて安らぎも感じる。
そんな相反するような感覚を 同時に Bluebirderは覚えます。

これって、バラ科の花の魅力なのでしょうか。

 


街から離れ、少し山手へ向かうと、やはり桜♪

さくら♪

sakura・・・


山の斜面には、山桜♪

まるで、深い緑の中に

灯が ほのかに灯ったよう♪

南三陸町内では、ソメイヨシノがこれから満開を迎える中、
「山桜前線(造語?ww)」が ゆっくり山を登っていきますから、
しばらくの間、こうした山々に灯る「花灯り」も
”ほっこり”としたやさしさで包んでくれそうで、
これからのポタリングが楽しみな、Bluebirderでございます。

早咲きの桜にぃ 出会えたぁ~

この4日、町内 入谷方面をポタリング。

ほんと、何の宛ても無く チャリを進めると・・・

早咲きの さ・く・ら♪

もちろんソメイヨシノではありません。

このところ肌寒い以下の気温が続いていて、
冬に逆戻りしたような寒い日もありましたから
町内でいわゆる開花宣言など聞けないのは 当然のことなのですが、

この桜、去年11月中旬にも花を咲かせていました。⇓ こちら!

こちら ⇑ が 去年11月の写真。今と遜色ない位に咲いていました。

 

(変わって、この4日の様子 ⇓)


聞けばこの桜、苗木は岩手から持って来られたそうで、年に3回咲くそうな・・・

たまたま、軽トラで通りかかったご近所のご夫婦が教えてくださいました。

その上、花は小ぶりで、強い風の影響を受けにくく、
長く楽しめるのだとか。

 

そう言えば、去年晩秋に咲いた桜花 ⇓ は、12月の中旬まで花が残っていましたから、

1か月以上 咲いていたことになります。なんとも 花の時期が長い桜の樹です。

 


すぐ近くには、レンギョウの黄色い花♪

レンギョウ越しの向こうに、淡いピンクの桜・・・春ですね。
寒い日が続いて、少し気温が緩んだのがこの日。

桜は、一般的に、夏から秋にかけいったん形成された花芽が休眠状態に入った後、

一定の期間 寒さに晒されることで花芽が休眠から覚め、

気温の上昇で、花芽の成長が促され咲くのだそうです。

まさにこの過程を経て咲いたのも、こちらの桜・・・なのですが、

去年11月の場合も、急に真冬のような寒さになったことで花芽の休眠が覚め、
気温が上がった小春日和に開花した、そんな風にも考えられます。

ということは・・・、今年の晩秋に咲く花芽の形成を始めつつ、
去年夏から春にかけて出来た花芽を咲かせているということになるのですから、
何とも器用で、それでいてサービス精神が旺盛(?)で殊勝な桜です。

 

さて、その翌日 5日には、
観洋屋上でスターパーティーが開かれました。

日中から青空が広がり、夕刻に向けて 東の水平線上は
いよいよよく晴れ渡り、星天への期待が高まりました。〈⇓ 資料画像〉

この日の目当ては、月面X。

遅くなると、曇り始めるという予報でしたから、
30分開始を早め 午後6時半にスタート。

しかし、既に上空は 薄~く雲がかかった状態・・・

それでも、北斗七星やしし座、オリオン座、木星、

月の近くには、ふたご座に接近している火星も見えていたのですが、
徐々に雲は 濃くなって・・・

やがて星座は姿を消し、

おぼろ月だけに・・・

それまでは、辛うじて望遠鏡でクレーターを確認できていたのですが、

とうとう、月面Xは見えず仕舞い。

それでも、お客様方からは、「初めてこの目で月のクレーターを観ました」

とか、「星のソムリエさんたちのご案内もあって楽しく過ごせました」という

言葉を頂くことがきました。

曇り空で、恐縮でしたのに・・・。

雲には、Bluebirderがよ~く言って聞かせておきますで、どうかご容赦をww。

生憎の天気のスタパになってしまいましたが、
この日は120名のお客様からご参加頂くことが出来ました。

ありがとうございます。

次のスターパーティは、

しぶんぎ座・ペルセウス座・ふたご座の三大流星群に比べたら
出現率は低いと言われますが、こと座流星群を希求します。

東の水平線上には、おとめ座が。

春を探して 長閑な里山

国道45号沿い

観洋から徒歩数分

珈琲神社の向こう
丘の上に花木が 花を咲かせています 白い花 紅い花

早速、ポタリング中の愛チャリで ”現地”へ急行ww・・・

桜には少し未だ早い南三陸町

曇り空 気温8度程度で 北風の冷たい 肌寒い日でしたが

梅が 今を盛りと咲き誇っていました。

きれい

さらに奥には 赤い梅の花

こぶしの花は

咲き始めて間もないようで

こちらもきれいな

咲きっぷり♪

更に 坂道を進んで行くと

辺りは 梅の花盛り

歩いていて ふと気が付いたのは

この丘が 国道べりよりも、少し暖いく感じれらるということ。

見回してみると、丁度ここは 冷たい風を遮るように

北西側に高みのある南向きの斜面なのでした。まるで、広~い陽だまり♪
これは、花たちにとっても”居心地”がいいはず。


そう言えば 昇り口の看板に”館跡”の看板がありました。

”朝日館城主夫人”の館があったそうな。

きっと城主が、寒い季節でも心地よく過ごせるようにと、
この丘を選んで住まわせたのでしょう。

”落城”という悲劇に見舞われた夫人も
春には美しい梅や桜を愛で、心和ませていた・・・。

長閑な風情が往時を偲ばせます。

梅の花越しに 志津川湾を望む海のロケーションもまた、いい感じ♪

んん?! みちのく潮風トレイルの看板が あるではありませんかぁ

この道は

伊達藩が開いた

古の幹線「旧気仙道」。しづがわの”周辺の魅力スポット”として、紹介されています。

トレイルの一部は、今の国道45号に重なっているようですね。

最近、観洋にお泊り頂いているお客様が
朝に夕に 国道45号の歩道を散歩されている姿を
お見掛けすることが多くなりました。

海辺の景観を楽しまれた後は
”桃源郷”的な、海の見える里山の風情も楽しんでみてはいかがでしょう?

観洋からは 徒歩数分、ちょっと寄り道するだけ。

珈琲神社の前を進んで

横断歩道を右手に渡り

BRT JR気仙沼線を潜って、

黒崎不動尊前の坂道を登っていくと・・・

丘の上に ”温もり”の里山があります。

海を望む長閑な雰囲気に、温かな安らぎが感じられるのは、
Bluebirderだけではない、そう思います。ほのぼのと、ホノボノと・・・

星空を楽しめる宿 南三陸ホテル観洋

トロフィー、届きました。

1月に 三ッ星認定をいただきました

”星空を楽しめる宿”の証しです。

無色透明なクリスタルガラス越しに

天の川の渡る濃紺の夜空、輝く星々・・・
当館認定のロゴと、観洋、日本旅行総研様の文字。

湧きたつような金色の銀河が星空と織りなす鮮やかなコントラストとも相まって、
キラキラした きれいな印象のトロフィーです。

ありがとうございます。

評価内容の概要としては、

”施設・設備”、”接客サービス”、”周辺環境”は、どれも得点率90%以上。


中でも、”周辺環境”は100%の得点♪

”スターパティ”に対しては、審査員とお客様から

3段階評価でいずれも満点の評価を頂いています。

星空は、ブログでも度々ご紹介している通りの見栄え♪

”スタパ”も、その都度やはりブログでお客様から

お楽しみ頂いている様子をご紹介できていますが、

それもこれも星のソムリエやコーディネーターの皆さまの”名案内”
そして当館スタッフのサポートのお陰です。

そうしたサポートの心強さとホスピタリティ、恵まれた周辺の環境に
心から感謝いたします。

ちょいと”自慢”っぽい内容になってしまいましたが、
申し上げたいのは、観洋は自信を持って 星空をお楽しみ頂ける”宿”で、

この度頂いたトロフィーが、その紛れもない証しなのだということ。


「光害もほとんどなく、海の音のみで他は静かな環境で、

ゆっくり星空を満喫できる素晴らしい場所」という”総評”どおりの夜空を見上げれば、

きっと「来て良かった」と思って頂けるはずです。

スターパーティの日も、そうでない日も、

星天の夜は、当館屋上”汐風の空”で 是非 星空を楽しんでみてください。
いい想い出を どうぞ♪

そうそう、露天風呂に浸かりながら楽しむのもまた格別ですよ♪

そこで、次のスターパーティは・・・

♪風の中のスバル~ 砂の中の銀河~ ♪ ・・・

”プロジェクトX!”ww

ではなく(例え”滑ろう”とも相変わらず懲りないBluebirderでございますww)

”月面X”をご覧いただきます。

上弦の月のクレーター、その陰影が創り出すXの文字を天体望遠鏡で。

日の出どこから?

「海から昇る日の出は、いつ見られますか」

そんな 質問にお答えして、作成して頂いた図面がこちら。

当館では、月2回 スターパーティを開いていますが、
その場で お客様から尋ねられたのが、

星空案内人 天文ボランティア宇宙船を主宰する 永井 秀男さん。

当館の 経度・緯度をもとに、
今年の日の出の位置を地図上に記してくださいました。

こちらによりますと、海から昇るのは

春は2月23日(日)から 3月20日の春分をはさんで、
4月22日(火)までの59日間。

秋は 8月23日(日)から 9月23日の秋分をはさんで、
10月20日(月)までの59日間。

一方、4月23日(水)から8月22日(金)の 122日間と

10月21日(火)から 2026年2月22日(日)の125日間は 陸から昇ります。


永井さん作成の図面から、海の景色に起こしたのが、こちら ⇑。

矢印はBluebirderが永井さんの図面から推し測って記した位置なので、
多少のずれは ご容赦を。


日数で見ると、南側の神割崎と北側の泊崎方面の「陸」から昇るのが247日間。

それに対し「海から昇る」のは118日間で、1年の3分の1にも満たないということ。

それも、厳密に「水平線上の日の出」となると、南側では 椿島にかかる時期があり、
多少日数が減ってしまいますから、意外と”尊い”日の出とも言えそうです。


こちら⇑は、今年 観洋6階ホワイエから望んだ 元旦 初日の出。

明日の日の出は、どこから昇るのかな?

5階ロビーと6階ホワイエにも掲示してありますから、ご参考までにどうぞご覧頂き、

志津川湾に登る朝日を お楽しみくださいませ。
特に海から昇る日の出を撮りたいという方には、お役に立てそうです。

永井さん、ありがとうございます。

 

さて、3月16日のスターパーティ。

残念ながらの雨でしたから、ロビーで「星のお話」をお楽しみ頂きました。

まず、星のソムリエ・小さな天文学者の佐藤さんが、今日の星座をご紹介。

続いて、星空案内人・天文ボランティア宇宙船の永井さんが

天の川銀河とアンドロメダ銀河の接近や、地球と太陽などのスケール感。

土星の環の見え方も 紹介下さいました。

さらに、星のソムリエ1年生の 瀧原さんが「星の降る池」の朗読。

お仕舞は、星のソムリエ 和田さんが「星座体操」で、お客様の“凝り”を

ほぐしほぐし、した後は・・・

「この惑星は何でしょう」という和田さんの質問に、男の子が「地球!」って

元気に答えたのに続いて 138億光年、宇宙の果てまでの旅。

40名のお客さま、それぞれに宇宙に興味をお持ち方が多かったようで、
ジッと星のお話に耳を傾けて頂けたのが、とても嬉しい
スターパーティでした。ありがとう御座います。

次のスターパーティは・・・

雨か曇りの予報deは・・・

この6日の夕刻・・・

く・も・り・・・空

スタパの時間帯の 予報が良くありません。

良くてくもり。仕舞いには雨予報に・・・

この日の星空観望は、 すっかり諦めておりました。

ですから、5階ロビーは PC画像投影用のプロジェクターとスクリーン、

マイク、演台、と ソムリエさんたちの「星のお話」の準備は万端。

とりあえず、午後6時半の開始時刻まで、

小一時間 様子をみることになりました。

 

期待も出来ずに、おずおずと屋上に上がると

それが、どうしたことでしょう。

上空の雲が切れ、

木星に接近した クロワッサン型の月。

オリオン座に冬の大三角

おおいぬ座

更に、ふたご座に火星まで 見え始めたではありませんか♪

ちょうどお食事を終えられていましたから、

とにかくスタパを楽しみに来られたとおっしゃっていた

台湾からの団体のお客様にお声がけ。

まず、20名以上の皆さまから、星空を見上げて頂きました。

気をよくしたBluebirder、館内放送で スタパをご案内。

ご夕食後のお客様から 上がって来て頂いた迄はよかったのですが、
今度は 雲が広がり、星空への視線は妨げられ・・・

時折、雲の切れ間から 月、 木星、 オリオン座、
ふたご座、 北斗七星、などが ちらり・・・、

またチラリと顔を見せてくれる程度になってしまったのです。

このタイミングで屋上に上がられたみなさまには、
大変 申し訳ございませんでした。

流石に

「もう今夜はダメだね、ロビーで星のお話を聞いてもらうことにしましょうか」
そんな私たちスタッフの話し声が「天」に聞こえたかどうかはわかりませんが、

再び、頭上の雲が大きく切れ、星空カムバック!!

このあとは、満天の星空とまでは行きませんでしたが、

結果的に60名を超えるお客様からお楽しみ頂けました。ありがとうございます。

雨か曇りという、まずもって覆しえない予報を覆して、
この日のスターパーティも観洋の夜空は”奇跡”を呼び、
星と星座を披露してくれました。

今年5回のスターパーティ、5連続の”星天”に 感謝です。

 

さて、志津川湾で越冬中のコクガン。

3月9日朝には、258羽を確認した 海のビジターセンター。

スタッフの方に伺いましたところ、

大体 3月20日前後を境に湾内を去るものが増える傾向にあるそうです。

この日 海辺に居たのは、イソシギ?かな

残念ながら、9日の午後には肝心のコクガンを捉えられなかったBluebirderであります。

志津川湾でコクガンに会えるのも、
もうそろそろラストチャンスということでしょうか。

 

さて、次のスターパーティは・・・

スマホで 星空・流れ星

 

いきなり、破綻寸前の画像でごめんなさい_(._.)_

画像素子の小さい 古~い機種のコンデジ:コンパクトデジタルカメラで、
シャッターを15秒間開けて
どの程度の星空が撮れるものかと
オリオン座に向けて撮影実験してみました。上の画像は、完全にISO感度オーバー。

ごく遊び的に

幾度となく

感度を変えながら・・・ 撮影を重ねました。

オリオン座のベテルギウスの赤い色が

ハッキリわかります。

これは、長時間露光のメリットで ”光が蓄積”され 星の色が際立ってくるんです。

さて、

最初にご紹介したこの画像には、
他に、すばることプレアデス星団、木星も写り込んでいますが、
ハッキリ言って 全体的に赤味を帯びて とてもきれいとは言えない・・・


色調整をして・・・

トリミングしてみると・・・

赤い写真で 気が付かれた方がいらっしゃったなら「凄い」ことですが


オリオン座の右に、うっすらと かすったような 流れ星!
観洋屋上では こういう偶然に出会えるんです♪

ピントが合っていれば、もう少しくっきり撮れていたはず。
まあそれでも、15~16年前の年式のコンデジで、これくらい写るのですから
皆さんの最新式のスマホならば、もっときれいに撮れるはず♪

残念ながら、Bluebirderのアップル系スマホは、
モデルナンバーが一桁なものでwww 性能的にとても敵いませんが、

月2回、当館で開いている星空観望会”スターパーティ”では、
最近”手持ち”で 星座を撮っていらっしゃる方が増えました。
それがまた きれいに撮れてしまうのですから、驚きです。

当のご本人が星空を撮ったことが無く、
初めての写り”映え”に感激されているのには、こちらも嬉しくなってしまいます。

そ・こ・で、
スタパが無い日でも、天気が良かったら 屋上に上がって、
スマホを星空に向けてお楽しみ頂く、というのはいかがでしょう?

シャッター速度を15秒以上に設定して、原則スマホは固定、
夜空を見上げ楽しみながら、
片手間に何度も繰り返しシャッターを切ってみるのです。

ひょっとしたら目撃する”流星”が そのまま撮れるかも♪


〈スターパーティコーディネーター小林裕さん提供:双子座流星群 ⇑ 〉

もちろん、こうした流星群の夜の方が”撮れる”確率は高いのですが、
お泊り頂いたその夜に 流れ星が撮れたら、観られたら

それこそ 幸運!ラッキー!超ハッピー!って勢いで 素敵な思い出とお土産に♪

「星が流れている間に願い事」は、 かなりハードルが高い。

でも、ご自分のスマホで撮ってしまえば、流星は もうあなたの手の中♪
いくらでも願いは掛け放題♪ということに! wwwちょっと強引な論理かな?

それでも、こうした幸運に出会えるのも『星空を楽しめる宿』観洋だからこそ。

当館屋上”汐風の空”で 是非”スマホ”を手に、
星の世界を グッとカジュアルに楽しんでみてください。

きっと お泊り頂く楽しみが増え、ワクワク感が増すことでしょう。

 

そこで、今度のスタパは、

尚、4月21日のスタパでは、「こと座流星群」の観望を予定しております。

しぶんぎ座・ペルセウス座・ふたご座 の三大流星群に比べれば
出現は期待薄なのかも知れませんが、”スマホで流れ星”ゲットのチャンスです。

 

やばい

やばい やばい   やばい やばい・・・

やばい の連呼でした

"やばい" とは 危ない ではなく
"すごくいい"という意味の若者言葉でございますww

岩手からお越しのご家族連れ
この15日のスターパーティで

木星を 大口径望遠鏡でご覧になっては・・・やばい やばい

オリオン座や 水平線に昇った月をスマホで撮っては

初めて”手にした”その美しさに またまた やばい やばい!

ノリノリで とても楽しそうにしていらっしゃいました。

それもそのはず 日中の快晴がそのまま夜まで続き 観洋上空は 漆黒の空に

星々は絶好のキャンバス上に より一層輝きを増し とにかく見応えがありましたから

望遠鏡4台 星のソムリエさんは 5名

万全の布陣にて


最高光度で 一等星の100倍の明るさとなった 金星


南の空 天頂近くには・・・

オリオン座内の 子三ッ星 オリオン大星雲


すばる こと プレアデス星団

は 低倍率望遠鏡で


一方 こちらは大口径 180倍にて

縞模様と ガリレオ衛星を持つ 木星


ソムリエさん 新調の望遠鏡で

午後8時ごろ 水平線に昇ったばかりの

月・・・ と 天体観望アラカルト♪

参加のみなさん それはもう興味津々 レンズを覗き込んでは

すごい! わぁ~! 初めて見た♪ などと
夫々の天体に歓声をあげていらっしゃいました
ちなみに フェンスの向こうの黄色い点は 月

スタパ中盤から終盤にかけて、

親子連れのお客様がどっと訪れ 楽しんでくださるなど

参加は150名越えに!!

ソムリエさんたちと一緒に対応させてもらったBluebirderとしても
嬉しい限りのスターパーティで ございました

ありがとうございます

☆ ☆ ☆

さて、志津川湾で越冬中の コクガン

15日 出かけた午後3時前には

残念ながら その姿を近くで捉えることは出来ませんでした

遠巻きに・・・ 居るのがわかります ネ  切取り拡大しても米粒大ww

それでも朝方には 海のビジターセンターから

スコープで見渡せる範囲で 301羽を確認していたそうですから
まだまだ おります おります♪

国の天然記念物にして絶滅危惧種の
”コクガンに会える町 南三陸" へ

どうぞお越しください

 

さあ さあ 次回のスターパーティは

南三陸ホテル観洋は、 ”星空を楽しめる宿 三ッ星認定”を受けました